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生と死と。

11 01, 2011 | その他

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今年の1月、鳥仲間と一緒に鳥見に行った際の出来事。

唐突に、バーーーーーン!と大きな衝撃音が横から聞こえた。

「何、何、何??」

確かに、林道を車で流していて、シカの死骸が放置されているのは目立っていた。
(死骸放置はルール違反) それにカラスやトビが群れている。

ただ、ルール違反だろうがこの時期を生き抜こうとする、
そういう鳥にとっては関係のないありがたい食料には違いない。

しばらく進むと、道から10メートル横の雪山の影にクマタカがいた。
クマタカもまたシカの残死体を食べていた。

クマタカ


近い!!眼の色が薄いのが肉眼でもわかった。
雪山越しの写真を撮って、全身を撮ろうとした所で飛んでしまった…。
中央尾羽付近が換羽してる3歳くらいの若い個体だった。

残念。あまりの近さに気が動転してミス。まだまだアプローチが下手だなあ…。
でも近すぎるクマタカにとても興奮だった。

あわよくば、また戻ってこないか待っていると後ろから車がやってきた。
うわー、一本道だから進まなきゃ

こんな時に…。しばらくして駐車スペースがあったので入る。

でも後ろの車は止まってた。あれ?まあそのうち抜かしてくでしょ。

その間特に気にせず、たまたま近くにいたオジロワシを撮ってたら、
いきなり爆音が横から聞こえた、というのが冒頭の文書。

何が起こったのかその瞬間はわからなかったけど、
反射的に振り向くとライフルを構えた人がいた。

さらに、内臓が出たシカがよろよろと斜面を下ってくる。

「うわぁ目の前で撃ったよ…」

呆然としていると、エゾシカは目の前まで歩いてきた。

…凄い辛そう。

深いまばたきを繰り返して、何が起こったのか、どうしていいのか、
立っていることだけで精一杯のシカがとても痛々しい。

それを見たハンターは、ライフル銃を持っておもむろにシカに近づき、
数メートルの距離からドーンと一発、とどめをさした。

どさっと雪上に倒れこむシカ。

やり遂げて淡々と銃を車に置きに行くハンター。

クマタカの興奮も興ざめして、生き物好きな男二人はただただ状況を見つめる…。

ここでなんとも言えない感じがしてその場を立ち去った。

死に際のシカの表情が脳裏から離れない。



今まで動物が死ぬ瞬間は幾度となく見て来た。
オオタカに捕まったコガモ、ハシブトガラスに食べられるドバト、
フクロウに食べられるネズミ、飼ってたハシボソガラス、ミツユビカモメ、イグアナ等。

ただ、大きい動物が目の前で殺される瞬間は初めて見た。
唐突で近かったこともあって、その分衝撃がでかかった。

落ち着いて考えると、そういう生死の上で生き物は成り立っている。
自分が普段食べてる牛や豚も鶏も、誰かが殺してさばいている。

生き物が好きで、けなげに生きている姿を見て喜ぶ趣味を持つ人間としては、
殺すなんてもってのほか。
でもそういうのがないと生きていられない現実がある矛盾。

ようは見てるか見てないか、知ってるか知らないか。

確かにエゾシカは増加傾向にあって、数を減らす事に対しては個人的に反対じゃない。
ただ、目の前で今起こった事は、そんな理論では片がつかない衝撃だったということは確か。

何かと、色々と、深く考えさせられる出来事でした。
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