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Hiraku Senzaki

Author:Hiraku Senzaki
 
このブログの本家サイトは、
Birding of Kitahiroshima です。
雑記、雑感等鳥に関する
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北海道のオオジシギ。

12 26, 2011 | ジシギ

2 Comments
沖縄のオオジシギについて盛り上がっているようなので、
本場北海道からも発信しようと思います。

リンク先の記事には僕も同意見で、沖縄で観察・撮影された客観的なオオジシギというのは、
図鑑やweb等通じて見た事がありません。

どうもこれの根本はオオジシギ幼鳥の観察個体数の差が影響しているように思えてなりません。
オオジの尾羽と言えば、成鳥ばかりピックアップされる事が多いようで、
認識の差は幼鳥の絶対的な観察不足が招いたもののような気がします。

道産子にとってチュウジシギは珍鳥で、現在は道南を覗く地域では僅かな確認例しかなく、
もし、チュウジシギを見つけ出したければどうすればいいか考えると、
まず北海道に多いオオジシギをよく見る事が近道ではないかという風に思えました。

それから見られるオオジシギを何百個体も多角的に観察していくうちに、
成鳥と幼鳥の尾羽の色合いでは印象的に決定的な差があることに気付きました。

オオジシギ幼鳥
オオジシギ幼鳥、すべて別個体の尾羽。

つまり、手元や野外で確実な証拠を掴んで識別した「オオジシギ」と、
沖縄で撮影された「オオジシギ」には個人的に納得できない大きな差があるということです。

「色」のみのオーバーラップを言葉で説明すると、意志次第ではどちらにでも当てはめられます。
でも、尾羽の形状や全体の印象として、経験値を照らすと違いがあるなあと感じたのは、
本州でチュウジシギを多く観察してからの話です。

その上で尾羽の模様に関しては、オオジシギ成鳥では
よりチュウジシギに似た模様の個体が多いとも思いました。

つまり、尾羽の「色模様」ばかりに執着せず、
全体の換羽状況や模様、1個体が出す印象を総合的に判断すれば、
その答えが自然に見えてくるような気がします。

もちろんそこは先入観抜きじゃないと通じないだろうとも思いますが。

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行動あれこれ。

12 20, 2011 | その他

0 Comments
バードウォッチングでは、観察する野鳥の様々な行動に対して名称がついている。
ただ、鳥を観察すればする程それが欺瞞のように思えてくる。

今回はそんな疑問を徒然と。

まずは、「ディスプレイ」について。

まずディスプレイと言うとオオワシやオオタカ等の猛禽類、
オオジシギのディスプレイ・フライトやカワラヒワのアレとかもそこに当てはまるのかな。
英和辞書を引くと、「鳥などの威嚇・求愛行動など」とある。

ただ、前のエントリーでも書いたように、
その定義次第では普段と違った行動でどうとでも解釈できる。
ブッダの人間発電所的には「普通がなんだか気付けよ人間!」ってな感じですな。

続いては「求愛給餌」。
そもそも求愛なんて、付き合うもしくは結婚する初期に行なわれるもの。
(鳥の場合)例えば夫婦間で毎年行なわれるそれを求愛と片付けるってどうなんだろう。
毎年相手が変わるならまだしも、そうじゃない種だって沢山いる。

「警戒声」だってそう。
特にオオタカやハイタカの場合、威嚇の意味合いで出す声をそう呼ぶ場合が多い。
本当の警戒声はこの2種の場合「チチチ…」や「チュルル・・・」と自分の耳には聞こえる。

さらに「餌乞い声」というのも同じく。
主にワシタカ類で用いられるこの用語は、
そのうパンパンの状態で発している個体を何度も見た事がある。

「ハンティング」は日本では狩りの瞬間そのものを表す場合が多いけど、
アメリカでは探餌もハンティングの一環だと鳥仲間のアメリカ人が教えてくれた。

少し離れればチュウヒの「大陸型」だってなんか変。
北海道でそういう模様の個体を何羽か見ているし、関東でも夏季に観察されている。
♂成鳥に限って言えば、夏場道央には少なくとも3個体の「ズグロチュウヒ」がいる。

つまり、何が言いたいかというと、「型」にはめてしまえば説明はしやすい。
でも相手が生き物である以上、「型」だけでは説明しきれなくなる状況が多いわけで…。
経験を重ねていくとそういった事じゃ説明できない事例に山ほど遭遇する。
その時に、ただ当てはめるだけだとつまんないと、最近よく思う。

バードウォッチングを続ける場合、そういった知識を基礎として持つことは確かに大事。
でもあまり色眼鏡越しに見ていると本質を見失いそうで嫌になる。

きっと鳥にも1羽1羽個性や感情があるはずだから。

シロフクロウ、今冬にも北海道へ渡来か。

12 13, 2011 | フクロウ類

0 Comments
北方フクロウ界のエース、シロフクロウ(フクロウ科所属)が、
今冬にも北海道へ渡来する可能性が高いことが12日、関係者の話でわかった。
大陸を代表する人気のフクロウが、早ければ今月中にも渡来する見通し。

シロフクロウ
今冬の動向が注目されるシロフクロウ

昨シーズンも一部で渡来の噂がささやかれたが未確認に終わり、
「今冬はバンクーバーでの目撃情報も多く、北海道への渡来も時間の問題」
と前出の関係者は語る。

日本では今冬の目玉となる可能性が高く、確実な渡来が確認されれば
延べ100人以上のウォッチャーが集結することが見込まれる。

それに伴い、各ウォッチャー間でのシロフクロウ情報の争奪戦が予想され、
今後の去就が注目される。

(野鳥ウォーカー WEB版 2011/12/13 配信)


なんつって(笑)

ダルビッシュ投手は本当に行きそうだけど、シロフクロウの渡来はいかに・・・。

 

ハイイロチュウヒ

12 08, 2011 | 猛禽類

0 Comments
ハイイロチュウヒ

ハイイロチュウヒが探餌に夢中になっている時は、
ちょっとした配慮で至近距離での観察が比較的容易な場合が多い。

今回もそんな状況に遭遇して、♀を観察中に♂も同じエリアに入ってきた。

ハイイロチュウヒ
小競り合い。

やはり♀は嫌なようで、激しくないものの、♂を排除しようと軽く追尾した。
それもすぐに解消して、再び2羽は探餌に移行した。

しばらくすると、まったく別の場所にいた2羽のハイイロチュウヒが探餌を中止して
高度を取り始めた。同じ方向に飛びながら、時折早い羽ばたきを交えて威嚇している。

また失敗してこちらが思っている以上に観察圧を掛け過ぎた?
それとも同種間での縄張り争いでもするのか?

そのままさらに高度を上げて地上高50mくらいまで上昇。
羽ばたきも深くゆっくりとしたものに変わり、
威嚇を表すディスプレイフライトをやっているように見える。

幸い対象は自分達じゃなさそう。

ハイイロチュウヒ
徐々に上昇しながら深い羽ばたきで飛ぶ♂成鳥

ハイイロチュウヒ
同様の♀成鳥

回りのカラスも騒がしくなって来た時、
2羽のハイイロチュウヒは交互に急降下した。

なんかいるのかな!?
縄張り争いにしては大げさな気がするし、腑に落ちない。

急降下する先に目をやると、電柱のてっぺんにはオオタカ幼鳥。

なるほど!そういう事か!納得。

急降下は案の定、電柱上部に止まるオオタカに向かっての攻撃だった。
カラスが騒いだのもこちらが原因。

排除したかったのはお互いのハイチュウではなく、オオタカだった様子。
その後も上空で旋回しながら深くゆっくりとした羽ばたきで飛翔し、
時折急降下してオオタカを攻撃。

数分後オオタカが飛び去ると、ゆっくりと高度を落としながら滑空して、
2羽のハイイロチュウヒは再び各々探餌を再開した。

ディスプレイ・フライトは繁殖期にやるものと思われがちだが、
その定義をどこに持ってくるかによって、実は比較的見れたりもする。

個人的には、ハイイロチュウヒのディスプレイ・フライトが見れた!
事よりも、その動きから個体の感情の変化を感じられた事のほうが嬉しかった。

2011年12月 北海道

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