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アコガレバード!

10 25, 2011 | タヒバリ

2 Comments
憧れの鳥というのも、鳥を見始めてから結構変化するもので、それが鳥見の初期衝動だったり、
知れば知るほどの種類だったり、個人の思い入れと同様に千差万別なような気がする。

そんな自分は見たことはあっても未だに憧れは「ズグロチュウヒ」だし、
かといって道内で見たいシロフクロウもかなりそれに近かったり。
今となっては各ジャンルにそれなりに憧れの鳥が存在するのが現状ですね。

そんなアコガレバードの一つ、サメイロタヒバリが今回のテーマです。

きっかけはとあるHPでの旅行記だった。
何が個人的にツボだったのかよくわからないけど、
HP上でサメイロタヒバリの写真を見た時、単純に「すげーこれ見たい!」と思った。

鳥自体の色合いが個人的にツボだったのと同時に、
そのHP上に登場する人々の識別力の高さにときめいたのをよく覚えている。

それから数年後兄弟で九州へ鳥見に行く機会があった。
事前情報をとてもお世話になっている上野さん、ナルキさん、Oさん等に聞いてみると、
なんとサメイロが出ているというではないか!

これは是非とも見てみたい!凄いラッキーだ!
そう願った遠征3日目にポイントを盛り込んだコース取りを弟と決めていざ。

夕方がゴールデンタイムらしく、わくわくしながら教わったポイントを探してみる。

サメイロはタヒバリの小群と共に法面や小水路内によく現れるらしい。
ポイント付近の水路と言う水路を探しまくる。

気がたっていたのか、ようやくポイントの水路付近に来ると…。

いたあ!いた、いた、いたああああ!!

双眼鏡に入ってきたのはバフ色が目立つ見慣れないタヒバリだった!
ぱっと見で気づく違和感の主はまさにアコガレだったその鳥!

「本当にいた!すげえ!!やったあ!!」

これが当時の素直な感想。

サメイロタヒバリ
発見時。

サメイロタヒバリ
上背の斑や全体のバフ色味はタヒバリとは違う印象。

サメイロタヒバリ
下面の縦斑も少なく、腹は白味が強かった。

三列風切や大雨覆の換羽差等から幼鳥(第1回冬羽)。
だから脚が黒くない。実際に奄美や沖縄で越冬した幼鳥は、
夏羽になると同時に脚が黒くなった(のを画像で見た)。

ただ、この辺はサメイロっていうよりはタヒバリ幼鳥にも共通する特徴の様子。
もしかすると夏羽と冬羽という単純な差かもという気がしないでもない。

サメイロタヒバリ
超可愛い。

サメイロタヒバリ
右向き。

ただただ感動。

ちなみにヨロビンとビンズイと同様、この時はタヒバリととてもよく似た声で鳴いていた。
気持ち弱めな気がしたけど、この観察からは違いは見出せなかった。

見たい鳥というのは例え情報でも嬉しいもの。もっと沢山見たいと思った。
と、同時にいつかは自分のフィールドでも見つけてみたいと強く思った。

2009年2月 福岡県
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